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2016.06.13 21:45|Musique
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先週末からベルギーへ演奏旅行に出かけていました。

帰宅すると春先から育てていた植物が一層元気になって、このお花は満開・・・
おかえりなさい、と言ってくれているようです。


パリからタリスでブリュッセルまで向かう途中、テロの関係で荷物検査や身分確認がいつもより厳重に行われていることを知り、多少の緊張とこれから久し振りの再会の友人への楽しみとが半々でした。
いつどこで、どんなことが起こるか・・・想像もしないようなことが起こる可能性が常にあることは確かです。


パリの聖歌隊学校で共に学んだ友人たちは、それぞれバーゼル、ヴィスバーデン、ブリュッセルやテェコへと移動して新しい音楽生活が始まり一緒に演奏会をすることはもちろん、再会することもなかなか難しくなってきていました。
そんな中、毎年この時期にリエージュ大学の教授であり聖歌隊学校を主宰されているジェラール氏ご夫妻が私たちの再会と音楽活動の為にバックアップしてくださり、今年もお声をかけてくださいました。
本当に感謝したいことです。


皆でブリュッセルに集まり、観光して美味しいものを食べて、一緒に電車に乗ってリエージュまでの小旅行。

とっても懐かしくて久し振りにヨーロッパに来たころの学生時代の私に戻った気分になりました。
学生時代は授業が終わってから皆でカフェに行ったり、セーヌ付近を散歩したりピクニックをしたり・・・
持ち寄りでパーティもしたし朝方まで遊んだ時期もあったり・・・南米のお友達がクラスに多かったのでよくダンスパーティもしました。

演奏会では、リハーサル以上に皆の呼吸があってとっても心地よい時間を過ごしました。
演奏しながら皆の表情を見ていると皆も私と同じ気持ちでいることがわかり、このことが聴衆にも伝わったようで嬉しかった。
終演後もこんな風に久し振りに再会したとしても同じ環境で学んだので同じ音楽の方向性だし、何も言わなくても自然と呼吸が合うのね・・・、とお互いに話していました。

短時間で仕上げた音楽仲間も演奏活動の始まりとして色々な面白さがあるので好きですが、こんな風に3年間みっちり同じ環境で学んだ友人と長年一緒に音楽を作ってきていることは宝物のように思います。


音楽は自分から離れていかない限り近くにいる友人のようなもの、いつかの理論の教授がおっしゃっていたけれどなんだかこの言葉が今になってわかるような・・・そんな感じがします。


今回は聖母マリアの為のミサでのグレゴリア聖歌での演奏と、中世ものを演奏して欲しいとお話をいただいていたので14世紀のスペインもの、Livre Vermeil https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E6%9C%B1%E3%81%84%E6%9C%AC から8曲ほど選んで演奏しました。

スペインものは個人的に好きで、それも論文にも書いたのですが、ローマから船で色々な困難に遭いやっとのことでフランス南部に渡った使徒たち・・彼らがそこからスペインに降りていく・・・そんな光景がなんだか見えてくるような気がするからです。そんなことを思いながらドキドキして楽譜を見ながらにやにやしてしまう。。〔こんなことを思うのは私だけかもしれません・・・〕



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偶然1人の友人が私と2週間違いの出産予定。今回は4人+2ベビーで6人での演奏会でした。



来年もまた再会できますように・・・
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2016.05.17 00:09|Musique

5月のはじまりは春らしいお天気が3,4日続き、このまま初夏のお天気になるのかな、と思ったのも束の間、
今週は冬のコートが必要な程の寒さが再び訪れました。それでも時折太陽が顔を出すと空気の匂いが変化し季節の移り変わりを感じます。

今年に入ってから隣町の市民合唱団の伴奏を担当させていただいていて、この土曜日は夏のバカンス前の定期演奏会が
ある、という事で昨日と今日と詰めて練習がありました。

プログラムを作りかけていてね、と協会の方が書類を私に見せてくださったのですが、目を通してみると" Hiromi, piano solo 30min " と書かれてある…。

フランスにいると想像のつかないような事や、急な変更が多いのですがこれにはとっても、、参りました。

伴奏は好きですけれどソロはもう10年以上も弾いてないんですよ…!と主張したものの、何でもいいから好きな曲を3曲ほど弾いてね〜みんなが喜ぶんだから!と、、


曲はバッハのフランス組曲の5番、ショパンのポロネーズの2番とドゥビュッシーのアラベスクの1番と2番。
バッハの組曲はクラブサン科に在籍していた時に勉強したもので、ピアノで演奏すると随分と響きが変わること、
ドゥビュッシーは大学時代のソロリサイタルで弾いたもので、ちょうど今ぐらいの初夏の時期だったのもあり、随分と懐かしい思い出が頭の中を巡りました。



久し振りにピアノと向き合い印象派の音楽への個人的なアプローチの方法や感覚が随分と変わったことにも気付きます。
ドゥビュッシーの音楽は細やかなパッセージが多いのもあり、大学時代は技術面によくとらわれていたけれど
フランスの色合いやこのドゥビュッシーの色合いは、正に今の季節の移り変わり、薔薇の花の香りや時折激しく降る雨、そして晴れ間にみえる美しい虹と緑にかかる雫石。これらの表現ができる音楽で、水々しさや絶妙なニュアンスがあるもの、ちょっとしたスパイスのあるもの…などとピアノから離れて15年以上経って感じることがあります。

アラベスクを弾き始めると頭の中に緑の色や水の景色、色々な自然の美しさや空の色が映し出され心の空気運動が始まります。
この感覚は身体が楽器の歌とまたひと味違う感覚です。

昨日は本番用のピアノをお借りして午前の時間、ゆっくり練習しました。赤ちゃんは特にアラベスクの1番が好きみたいでこの曲を弾くとぐるんっと揺れ始めます。妊娠5ヶ月目となり、今は色々な音が聴こえているようです。
喜んでくれているならそれは良かった…。💕


私の音が聴衆の皆さんの心に入り込めるまでにもう少し今の手首の重さがなくなって表現に幅ができたらなぁと思います。


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2015.08.26 20:42|Musique

今朝はこの金曜日の演奏会への最後のリハーサルの日でした。

いつも思いますが、歌手たちとアンサンブルをするのは本当に楽しくて1番心地の良い時間です。初めてのリハーサルではアンサンブルとしての響きが未だ見つかっていない状態でしたが、練習を繰り返していくうちに私たちの響き、というものが生まれ始めました。この時は実は人間関係とも比例していて次第にお互いのキャラクターが理解でき始めたサインであるように思います。


いつも笑みのあるグループで練習後は疲れているのにかかわらず時間の許す限り会話が繰り広げられる
練習に来たのか・お話しに来たのか、、分からない日々でした。。。

フランス人の中にアジア人1人、ということもあり皆が温かく接してくれるそんな素敵な空間のあるグループに入ることができて幸せです。今回はこのグループで初めての演奏会。次第に皆の再演への声が上がり、パリで年内か年明けに今回と同じプログラムでの演奏会、12月には市内の教会でヴィヴァルディのグローリアをする予定だそうです。
音楽祭は大体が田舎で車でないと迎えないところで行われるので、このように再演がパリで行われ友人やお知り合いにも聴いていただけると思うと今から楽しみです。


演奏会の前日はバス歌手の男の子たちは南仏から、テオルボ奏者はフランスの北・ノルモンディーから、オルガニストはリヨンから・・・などと皆各地方から電車を乗り継ぎ集まりリハーサルが行われる予定です。
私はというと・・・主催者の方に事前にお願いして半日皆より早くにピュイという街に到着・少しの観光滞在をさせていただくことに。その後車でアシスタントの方と1人1人お迎えに行くお手伝いをご一緒することになりました。
演奏する、ということに伴ってその土地を訪れたり歴史を知る、このスモールトランジットが演奏旅行の度に楽しみで、今回はピュイの大聖堂に行ってみたいと思っています。


さて、これから荷物をまとめてもう一度楽譜をゆっくり見直して明日の出発に備えたいと思います。



2015.04.28 22:52|Musique
先週から約10日間、パリを留守にしてバーゼルとヴィスバーデンに滞在していました。


バーゼルではスコラに入学した当初からテクニックを見ていただいていた教授にお会いして
数ヶ月振りのレッスンを受けることができました。

実はこの教授はスコラのオフィシャルでは私のメインの教授ではなかったのですが、最初にレッスンを受けた際に幸運に私のことをとても気に入ってくださり、学長との話し合いの上メインの生徒と共にレッスンを受けることが許され私の声を引き出してくださる機会を得ることができました。
この教授とのレッスンは非常に厳しく今回はこれまで感じたことのない程の厳しさでした。
ちょうど、歌科の受験試験を終えた後だったせいもあると思いますが・・・。
でも、その厳しさはいつも愛情に満ち溢れていて、いつもレッスンが終わるたびに必ず私は歌うことの喜びを得て翌日の練習や次の演奏会で歌うことが待ち通うしい、どこかマリファナや美味しいお菓子を食べた気分になります。

他に、来月に演奏会を控えている友人が歌のゲストに招待してくれて、オーボエのKatharina Arfkenのアンサンブルレッスンを受講することができました。もう、言葉では表せれない、この世とは思えないほどのものでした。音楽の運び方が私では想像ができないほど豊かでユニークで・・・私がここに存在していることが夢のようでした。。
バッハのカンタータを歌うのですが非常に難しい楽曲とされているもので私にとっては1つのいいレパートリーができる良いきっかけとなりそうです。

歌の教授から学ぶものと楽器の教授から学ぶもの、方向がまた違っていて沢山の刺激がありました。


その後ヴィスバーデンへ移り、ここではパリで初年に一緒に勉強した友人からの招待で来月のワトー音楽祭に出演が決まり、フライブルグ音楽大学の歌手とパリから私ともう1人の共通の友人と4年振りの再会をしました。


神が音楽の絆を創ったのだと、皆で話していました。

滞在が長くなると、お別れをいくつも経験します。新しい出会いもあれば、すぐお別れを経験したり・・・。
このように時が過ぎてまた再会できたこと、感謝したいと思います。


宿泊した友人のお部屋に入る光・お家からの眺めがとても綺麗でした。


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2015.02.11 10:05|Musique


もう1年程更新をしていませんでした。

昨年の夏からは緩むことなく慌ただしい毎日が続いていて
先日のスコラでのマスターコンサートを区切りに今は1週間のプチ・バカンスです。

ヨーロッパに到着した頃は、まだ歌を始めたばかりで、初年は母音を発音できるように、
翌年も母音とそして子音を発音できるように…とそんな訓練の日々でした。
そんな中、絵画や街の歴史や、目に映るもの感じたもの…これらの沢山のことが調合し、いつしか私の音楽の中に溶け始め、私の音楽が創られてきました。
このようなマスターコンサートを大好きな仲間とすることができたこと、スコラカントルムという
素晴らしい環境の中学び得たものののある意味大きなゴールのような感じで、修了して嬉しさはもちろん、ヨーロッパに来て本当に良かったと思います。

カフェテリアや図書館で出会う友人がふといなくなったそんな淋しさもありますが、
少し休憩したら次への道へ進んでいけるようなそんなエネルギーがあります。


今月はポントワーズである、音楽週間でこれまでお茶や散歩仲間だったオルガン奏者の友人との初めてヂュオをする演奏の機会に恵まれ、そろそろ準備に取りかからないと…と思っているところです。

プログラムはバッハ兄弟のカンタータや小品を集めて。

実は彼は私の大好きなカンパニー、ポエム・アーモニックの通低奏者なのですが
音楽の会話はこれまで余りしたこともなく、音楽をするのも初めてという不思議な仲です。


どんな演奏会になるか、楽しみです。

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プロフィール

hiromiel

Author:hiromiel
私のページを訪ねて下さって有難うございます。

宗教曲、ポリフォニー音楽を中心にフランス、ベルギー、スイス、ドイツ等で音楽の活動をしています。

グレゴリア聖歌、12世紀の2声ポリフォニー、フランス宮廷音楽、オルガンと歌の宗教曲、リュートと歌、又、イタリア人画家や詩人と共に声による風景の録音などにも取り組んでいます。


坂東宏美・プロフィール

神戸女学院大学音楽部を卒業
2008-2011 グレゴリア聖歌をEcole de Chant Grégorien de Parisで学び2011年にグレゴリア聖歌のディプロムを取得
2008-2011 Paris St-Germain l'Auxerrois教会のミサで聖歌隊員を務める
2012-2015 Schola Cantorum de Basiliensis で学び中世からルネサンスの専攻・修士ディプロムをアジア人として初めて取得

Frontfois修道院演奏会、F.Couperin、M.A Charpentierの Leçon des Ténèbres、Haydn Missa Brevis、Durufle Requiemのソリスト、H.Purcell Dido et Enéeの2女役、C.Monteverdi l'Orfeo、Thoronet修道院音楽祭、Watou音楽祭、Utrecht古楽音楽祭、Fondation de Royaument、サン・ドゥニ大聖堂 ルイ16世 追悼記念式 等に出演

神戸女学院大学めぐみ会 辻秀子奨学制度、2008-2011 Les Amis du Choeur du Chant Grégorien de Paris、2012-2015 Schola Cantorum de Basiliensisより奨学制度を得る

音楽の次に好きなことは食べること
美術館と旧市街で過ごす休日

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