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2016.04.24 07:19|Journal

街中のカフェもオープンになり太陽の光も眩しく空気もからっとし始めた4月。
まだまだ少し肌寒いですが太陽の光と共に街行く人の表情も柔らかく、街を歩いていると木草や花の優しい香りが漂ってくるのでなんだか幸せな気持ちになります。

先週末からはパリからリヨン、そしてリヨンからまた少し南に降りたヴァロンス、という街に1泊して翌日にアルプス山脈が連なるディ、という村から更に山奥に入り、ヴァルクロワッソンという標高1000m弱の大自然に囲まれた中にある修道院に4日間、演奏会の為滞在していました。

最寄りの駅に到着した際に修道院のおじいさんがお迎えに来てくださっていて、両手を広げて " ヒロミ…! よく来たね…! " と歓迎してくださったのがとっても可愛らしく嬉しかった。


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ここでは留学初年から一緒に歌っているコロンビア人の友人、アリシアとのDuo、ポリフォニーで個人的にスコラ時代から研究している11-12世紀のアキテーヌ地方のマニュスクリ譜から選んだ数曲ををグレゴリオ聖歌と共にプログラムに取り入れました。
アリシアとはパリで同じ聖歌隊学校で学び、かれこれ8年の仲。声も息もピッタリ合うのは本当に稀な事で、
(息継ぎも同じタイミング…)リハーサルもとっても居心地良く楽しかったです。


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修道院の前には山からの湧き水から降りた小川が流れていて、宿泊したお部屋の中に居ても、どこに居てもその小川の水の音が繊細に聞こえてきました。海の水の音とは違う聞こえ方でこんな耳の聞こえ方は幼少の時以来。
水の音って本当に不思議で心地良いものです。


今、実は妊娠中で日本式には5ヶ月、フランス式だと約4ヶ月目です。
演奏会前の聖堂でのリハーサルは日が暮れかけているのもあって急に冷え込み始め、身体が冷えちゃったら大変…
そんなことを思っていると急にお腹が温かくなりぽこぽことし始め、初めてその時に胎動を感じました。
ここ、すごく居心地いいんだよ、大丈夫だよ〜。と言う赤ちゃんの声が聞こえてきたかのよう。。。


主催者の方は過去に6回の流産の経験があり、その後に無事娘さんを出産された方。それがどんなに今でも常に悲しみとあるものか、初日から食事の調整や何から何まで随分と私の為に丁寧に対応してくださっていたのでこの事をお話しすると、おめでとう…!と、その後会場の聴衆の方々にまで直ぐ伝わり
入場の際から皆さんがあたたかい拍手で迎えて下さりました。

終演後も自然と歌の大好きな赤ちゃんが生まれるのね、生まれて直ぐグレゴリオ聖歌を歌うのかもよ、笑…などと優しくお声をかけて下さる方もいらっしゃいました。


正直未だ安定期に入っていない、つわりの多い中での長旅に延期をお願いするべきか…などと悩んだ結果の演奏会だったのでこのように皆さんに温かく見守られて大好きな友人と無事演奏会を終えられ、赤ちゃんも喜んでくれて本当によかったです。


今回は主人も同行してくれて本当に心強かったです。いつも優しい方々に囲まれて私も赤ちゃんも幸せ者です。
高齢出産なのでこれから突然の危機も待ち受けているとも思いますが妊娠生活を満喫したいと思います❤️




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2015.08.26 20:42|Musique

今朝はこの金曜日の演奏会への最後のリハーサルの日でした。

いつも思いますが、歌手たちとアンサンブルをするのは本当に楽しくて1番心地の良い時間です。初めてのリハーサルではアンサンブルとしての響きが未だ見つかっていない状態でしたが、練習を繰り返していくうちに私たちの響き、というものが生まれ始めました。この時は実は人間関係とも比例していて次第にお互いのキャラクターが理解でき始めたサインであるように思います。


いつも笑みのあるグループで練習後は疲れているのにかかわらず時間の許す限り会話が繰り広げられる
練習に来たのか・お話しに来たのか、、分からない日々でした。。。

フランス人の中にアジア人1人、ということもあり皆が温かく接してくれるそんな素敵な空間のあるグループに入ることができて幸せです。今回はこのグループで初めての演奏会。次第に皆の再演への声が上がり、パリで年内か年明けに今回と同じプログラムでの演奏会、12月には市内の教会でヴィヴァルディのグローリアをする予定だそうです。
音楽祭は大体が田舎で車でないと迎えないところで行われるので、このように再演がパリで行われ友人やお知り合いにも聴いていただけると思うと今から楽しみです。


演奏会の前日はバス歌手の男の子たちは南仏から、テオルボ奏者はフランスの北・ノルモンディーから、オルガニストはリヨンから・・・などと皆各地方から電車を乗り継ぎ集まりリハーサルが行われる予定です。
私はというと・・・主催者の方に事前にお願いして半日皆より早くにピュイという街に到着・少しの観光滞在をさせていただくことに。その後車でアシスタントの方と1人1人お迎えに行くお手伝いをご一緒することになりました。
演奏する、ということに伴ってその土地を訪れたり歴史を知る、このスモールトランジットが演奏旅行の度に楽しみで、今回はピュイの大聖堂に行ってみたいと思っています。


さて、これから荷物をまとめてもう一度楽譜をゆっくり見直して明日の出発に備えたいと思います。



2015.08.17 21:29|Concert Information : Hiromi
この夏から新しく入ったグループでの初めての演奏会のご案内です。

フランスのリヨンからもう少し南に下りた歴史的・宗教建築物が存在している土地、La Chaise de Dieuという街での音楽祭が今月末より開催され私たちは29日の午後の演奏会に出演予定です。
  

8人の声のアンサンブルのプログラムはこれまで試してみたかったものの、なかなか皆のスケジュールを合わせるのも
大変で現実化ができていないままでいました。
イタリア人のディレクターの元、このような機会に恵まれたことと他の歌手たちの出会いに感謝したいと思います。


49e Festival La Chaise de Dieu le 29 Août 2015 à 16h00 à l’Eglise St Gille (Chamarieres-sur-Loire, France)

Programme : Musique Sacrée Italien XVIe siècle

Claudio Monteverdi : Messe, Gloria, Beatus vir, Ave Maris Stella
Massimiliano Alleguri : Miserere mei

Ensemble Quadrivium
Dir. Sestito Anna Daniela

Soprano I Johanna Hilaire
Soprano II Hiromi Bando
Alto I Christensen Mélanie
Alto II Jean-Louis Peirouty
Tenor I Benoit-Joseph Meier
Tenor II Hernan Alcala
Bass I Matthieu Toulouse
Bass II Frédéric Albou

Theorbe Olivier Labe
Orgue Jorris Sauquet

http://www.chaise-dieu.com/en

2015.04.30 23:13|Journal
ドイツから戻りここ3日間は休日。

スコラが修了し、これからの未来のことを考えると、さてどうしようか・・・という思いがあったのですが
幸運に色々な音楽グループからお声をかけてくださり絶え間なく歌うことが許され、音楽での旅をさせていただいている
ということにとても感謝しています。また、パリで演奏会に行くと時折スコラで学ばれた方にお会いしてそこからの発展などがありとても嬉しいです。でも、皆さん素晴らしい方ばかりでまだ私には遠い方のように思われます・・・。

今日は嬉しいお知らせが届き、ここに記すことにしました。

この夏の南仏での音楽祭・La Chaise Dieu http://www.chaise-dieu.com/fr のソリストに
選ばれました。嬉しいと同時にこのように選んでいたことにほっとする安心さを与えていただいた気分です。
昔教わっていた先生に、こういった大勢が受けに来るオーディションではどれだけ個性がでるか相手を惹きつけるかが鍵。上手く歌うより、疲れた審査員を驚かせるほどインパクトがないと。と言われていました。
実際に華やかに大きな声で印象を与えるよりも自分にあったものを聴いてもらいたいと思い、選曲は私の声質が1番美しくでる中音域のルネサンスものの宗教曲アリアを選びました。

音楽祭のプログラムはイタリアもののルネサンスから初期バロックの宗教曲で、SATBの4声のものもあるそうです。
ミュージシャンの中に私の大好きなポエム・アーモニックの方がいらして今からどんな響きが生まれるのかが楽しみで待ち遠しいです。
秋以降は同じメンバーでパリを中心に活動していくそうで、ちょうどこのようなグループ編成を持ちたいと思っていたところだったので、この恵まれたお返事が私の1つの支えとなりそうです。


ヨーロッパの良い所は音楽協会に属していると、演奏旅行や演奏会などの経費が充分にカヴァーされ、私の場合はいつも半日伸ばしていただいてその土地のお料理やお菓子を堪能し観光して帰宅する・・・笑。スモールトランジット・という事に挑戦しています。
ですが、毎日お給料が発生する訳ではないので色々考えた後、今月の始めから就職活動を始めていました。先日1つの派遣会社で私を取って頂けたので、これからどんな生活になるか・・・新しい生活・ゆっくりと毎日が変化していきそうです。



今日は雨の1日で夏でも春でもない不思議なお天気でした。雨が上がる度に太陽の日差しが強くなり、夏が近くなり始めているようです。










2015.04.28 22:52|Musique
先週から約10日間、パリを留守にしてバーゼルとヴィスバーデンに滞在していました。


バーゼルではスコラに入学した当初からテクニックを見ていただいていた教授にお会いして
数ヶ月振りのレッスンを受けることができました。

実はこの教授はスコラのオフィシャルでは私のメインの教授ではなかったのですが、最初にレッスンを受けた際に幸運に私のことをとても気に入ってくださり、学長との話し合いの上メインの生徒と共にレッスンを受けることが許され私の声を引き出してくださる機会を得ることができました。
この教授とのレッスンは非常に厳しく今回はこれまで感じたことのない程の厳しさでした。
ちょうど、歌科の受験試験を終えた後だったせいもあると思いますが・・・。
でも、その厳しさはいつも愛情に満ち溢れていて、いつもレッスンが終わるたびに必ず私は歌うことの喜びを得て翌日の練習や次の演奏会で歌うことが待ち通うしい、どこかマリファナや美味しいお菓子を食べた気分になります。

他に、来月に演奏会を控えている友人が歌のゲストに招待してくれて、オーボエのKatharina Arfkenのアンサンブルレッスンを受講することができました。もう、言葉では表せれない、この世とは思えないほどのものでした。音楽の運び方が私では想像ができないほど豊かでユニークで・・・私がここに存在していることが夢のようでした。。
バッハのカンタータを歌うのですが非常に難しい楽曲とされているもので私にとっては1つのいいレパートリーができる良いきっかけとなりそうです。

歌の教授から学ぶものと楽器の教授から学ぶもの、方向がまた違っていて沢山の刺激がありました。


その後ヴィスバーデンへ移り、ここではパリで初年に一緒に勉強した友人からの招待で来月のワトー音楽祭に出演が決まり、フライブルグ音楽大学の歌手とパリから私ともう1人の共通の友人と4年振りの再会をしました。


神が音楽の絆を創ったのだと、皆で話していました。

滞在が長くなると、お別れをいくつも経験します。新しい出会いもあれば、すぐお別れを経験したり・・・。
このように時が過ぎてまた再会できたこと、感謝したいと思います。


宿泊した友人のお部屋に入る光・お家からの眺めがとても綺麗でした。


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プロフィール

hiromiel

Author:hiromiel
私のページを訪ねて下さって有難うございます。

宗教曲、ポリフォニー音楽を中心にフランス、ベルギー、スイス、ドイツ等で音楽の活動をしています。

グレゴリア聖歌、12世紀の2声ポリフォニー、フランス宮廷音楽、オルガンと歌の宗教曲、リュートと歌、又、イタリア人画家や詩人と共に声による風景の録音などにも取り組んでいます。


坂東宏美・プロフィール

神戸女学院大学音楽部を卒業
2008-2011 グレゴリア聖歌をEcole de Chant Grégorien de Parisで学び2011年にグレゴリア聖歌のディプロムを取得
2008-2011 Paris St-Germain l'Auxerrois教会のミサで聖歌隊員を務める
2012-2015 Schola Cantorum de Basiliensis で学び中世からルネサンスの専攻・修士ディプロムをアジア人として初めて取得

Frontfois修道院演奏会、F.Couperin、M.A Charpentierの Leçon des Ténèbres、Haydn Missa Brevis、Durufle Requiemのソリスト、H.Purcell Dido et Enéeの2女役、C.Monteverdi l'Orfeo、Thoronet修道院音楽祭、Watou音楽祭、Utrecht古楽音楽祭、Fondation de Royaument、サン・ドゥニ大聖堂 ルイ16世 追悼記念式 等に出演

神戸女学院大学めぐみ会 辻秀子奨学制度、2008-2011 Les Amis du Choeur du Chant Grégorien de Paris、2012-2015 Schola Cantorum de Basiliensisより奨学制度を得る

音楽の次に好きなことは食べること
美術館と旧市街で過ごす休日

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